◆ シール材などを使用しない継ぎ手とバルブ

ガス漏れ出ゼロを実現するドイツDILO社の技術と製品

1. 原理と構造

DILO社が開発した金属と金属を接合させるメタル・シール技術(特許)による継ぎ手や
バルブはシール材としてのアスベストやゴム等を使わず問題を一挙に解決しました。
真空気密は勿論1000 barの高圧を長期間維持する優れた気密性能があります。
既に25年程前から産業機械に世界中で採用され、世界標準(Defacto standard)となっています。

原理と構造は、下記の通りです。

原理は、特殊な形状と精密加工された二つの金属を接合することによって気密性の高い
シール効果を実現する。形状は、凹(B)と凸(A)状に加工し、凸側の先端部と
スカート部の2つの部分でシールし、袋ナット(C)状に締めこむ方式。(図1参照)

pic_20150820_1

また、凹と凸の部分は 図2のような形状をしており、凸の先端部(D)が先に凹部の底と接合し、
更に締めこむと凹と凸の裾部(E)が面接合する2段シール構造で高いシール効果を実現した。(図2参照)

pic_20150820_2

先端部(D)と裾部(E)の硬度は異なるため、裾部の接触は先端部に比べて柔らかに接合する。
更に、締め込み過ぎによるシール面の損傷を防ぐ構造です。

 

2. 特徴

1) この原理と構造からも分かる通り、パッキングやO-リングなどのシール材は一切使わないため、
環境面・作業環境や人体への影響や危険がない。
2) 金属同士の接合で、高圧・高真空気密を温度条件に関係なく長期間維持できる。
3) 金属同士の接合であるため、耐久力が強く、メンテナンスも不要である。
4) 接続される配管の材料と同様の材質を選択することにより、電蝕などによる損傷や
トラブルを回避できる。
5) 従来のフランジのように多くのボルト締めが不要。 施工も簡単で作業時間も大幅に
短縮できるため工期の短縮にも有効である。
6) 接合面の保養材であるグリスなどを使用する必要がない。
接合面を柔らかいウエスやティッシュ・ペイパーで塵埃などを除去するだけで十分です。
むしろ、グリスなどを塗布すると塵埃やゴミが付着し易く、「ゴミ噛み」の危険が生じる。

3. 技術と環境面でも優れた仕様

製品は、材質やタイプにより異なるが使用温度500℃、 許容圧力は高真空から正圧1000 barまで。
サイズは、量産品で 50mmφまで各種取り揃えてあります。

材質は 黄銅、アルミ合金、ステンレスがあり、使用条件に適した選択ができます。

又 製品は継ぎ手のほかエルボやバルブ類。特注品での大きなサイズの供給も可能。

4. 世界主要規格認定品である。

製品は先進国主要規格並びに英国Lloyd、ドイツKKB、TUVなどの検査に合格、認定されており、
水素製造システム、SF6ガス絶縁電力機器、火力発電所、原子力発電所、石油化学、加速器、医療機器を
はじめ多くのプロセスやジェットエンジンなど装置に採用されている。

海外は Solvay, Allid-Chemical, Air Liquid等ガス・化学メーカーほかGE, ABB, シーメンス、
アレバ、など重電メーカー各社、国内では日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、日新電機、明電舎など
重電機器メーカーはじめ、メンテナンス会社など多くのSF6ガス・ユーザが採用・使用しています。

5. 経済面でのメリット

  • 施工コストの大幅な削減ができる。
  • 微小なガス漏れも防止し、高真空、超高圧にも対応する。
  • 空気の混入を防ぎ、 純度低下を防止できる。
  • 耐用期間が大幅に延びる。
  • 各種ガスに対応する用途が広い。
  • 世界主要規格認定品であり、輸出向け装置やシステムに最適である。
  • 環境や人体への影響やリスクがないため、安全である。

 

照会先 : 日本協同エネルギー株式会社
DILO事業部
  東京都足立区堀之内1-16-23 〒123-0874
電話:03-3853-5875 Fax:03-3853-5877
e-mail : sf6.dilo@coesco.co.jp